BSツー改めプレミアムで。

″新・平家物語″ ″市川雷蔵″と言う字面で観ようと思った
けど、思った以上に色々な発見あり。

・武士(いまだ権力はそれほど無い頃の)と、
 朝廷(院政時代で権力が大きくなりすぎて
 色々もてあまし気味)と
 僧兵軍団(弁慶のかっこした
 「僧」なのに凶暴な人らの集団。こぇ)の対比が
 面白く……。

・そのトライアングルに揉まれながらも
 自分の出生の秘密をうっかり知ってしまいつつ
 成長する若き日の平清盛(市川雷蔵)。

・この話で一番魅力を感じるのは″武士″だ。
 武士黎明期万歳。平安時代の武士は土着感あふれる
 野に生きる感じで、鎌倉~室町~戦国~江戸の
 武士のイメージとちょと違う。のちに清盛の妻
 になる時子のセリフの中で「行儀作法や礼儀は
 暮らしの糧にはなりません」(みたいなニュアンス
 のことを)と言っているのがあって、生活楽じゃない
 けど地に足付いたプライド持って質素に暮らしている
 感じ。質実剛健。なんか好感持てる感じ。鎧甲や
 裃とか仰々しい意味でのサムライとか武士とかじゃない、
 ちょっと違うカッコいい武士の姿。

・朝廷は現代の政府みたいにメクソハナクソで縄張り
 争いしててもはやモチベーションは低下の一途で
 まったりしてる。無駄に華やかバブリー。
 →あんまし魅力無し。

・僧兵軍団は……いかにも悪役顔!みたいな俳優さん演じる
 僧侶とか、あの弁慶の格好(制服か?)
 とかもう怪しげなにほいがぷんぷんして
 かっこよすぎる。神レベル。なんでこの時代のこういう
 人らの背景を描く映像とか小説とかそういうのって
 あんまりポピュラーじゃないんだろう。わたしがしらない
 だけ?色々怪しすぎて宗教関係からクレームくるから
 描けないとか?(笑)。

・登場人物で一番面白いキャラは清盛の母。
 王朝バブリー時代を経験した為に武士の暮らし
 が肌に合わなさ過ぎ、清盛が
 割と大人になってから離婚した
 (子供の為に我慢してた発言有)。
 でも清盛のことは息子として愛してる
 と言うか、実は天皇のお子であることも
 含めて息子のことを誇りに思ってる様子
 でもある(ほな天皇のお子じゃなかったら
 どうなんやぃつー話ではあるが)。
 母は天皇の側室か愛人的
 な愛されてた人やったのに、
 ちょっとヘマをして家来の武士
 に下げ渡しになった……。
 でも天皇と別れる時には既に身籠っ
 ていた。
 その子供を自分の子として武士に育て上げた
 「父・忠盛」の素晴らしさ……。

・あの平清盛ってこう言う人だったのか……こう言う人
 だったらいいなあと素直に思った。「天皇の子かどうか
 以前に天と地の間に生を受けた一人の人間です」(
 みたいな)発言がすぐ出て来るところが、もう、
 生まれながらに高貴な感じ。

・原作″吉川英治″。本読みたくなる。

・監督クレジットが一番最後に出て来て、
 ″溝口健二″監督だと分かる。ほんで映像綺麗なんか。

スピーチ

2011年5月2日 日常
http://www.youtube.com/watch?v=73-IQYdd02Y

忘れたころに、欧介さんのスピーチ。

心に染みる・・・。

リフト

2011年5月1日 スポーツ
フィギュアスケートエキシビジョンをたのしく拝見☆
男女ペアのリフトはものすごい迫力だが、
女性が男性の足に乗る技など、男性はスケート靴で
(いかにも鋭そうな刃がついている)乗られ(しかも
膝とか太ももとか痛そうな部位ばかり)、わたしのほうが
いたたっと叫んでしまう。サポーターとか巻いてて欲しい、
巻いてるよね?

美姫ちゃんは大人の女性の演技が出来る人ですねー。

アメリカ代表の、アレックス&マイア・シブタニ兄妹の
ダンスがめちゃくちゃ好みです。氷の上を滑って居ると
思えないぐらい違和感の無い、まさに舞ってる・・・。
ご両親とも音楽家なので音楽を表現する事には
定評があると言うことですが、まさに!!!!!
ムードあるダンスが素敵過ぎます。あまり技術技術
し過ぎたのは好きじゃないわたし・・・。

それにしてもロシアが男子シングルで貴公子出し過ぎです!
今回の人は17歳であのかっこよさ。プルシェンコ2世って
・・・。

エキシビジョンでのキムヨナの音楽がやたらエレクトロ
チックなのはなんでだろう・・・・・・。

2011年4月30日 時事ニュース
英王室ウェディングを見てた。
幸せそうでよかった。
エリザベス女王がうれしそうだった。

書店で梅佳代さんの写真集が一冊だけ棚にあったので
ちら見。

ウメップって言うのはウメ+スナップの造語か?

このひとの作品はスナップ的なんだ。
芸術的なまでの凄い瞬間をとらえたスナップ。

女性写真家・・・と言うカテゴリー分けって
良いのかどうかわからんけど、今までしってた
有名どころ(蜷川さん、ヒロミックスさん、
あと顔と名前と作品がうまく一致してないけど
よくメデイアへ出てるみなさん)と比べると
キャラの違いを感じる。
いわゆる現代的スタイリッシュさとは
違う方向にある、懐かしさとか、
ゆるい意味での愛情とか癒しとか・・・・・・。
でもピリっとした風刺もあり・・・・・・。
【女性を魅力的に撮る写真家3人対談】

時代が生み出す新しいものを撮り続けたい(というニュアンス)の発言がかっこよかった。時代を見届ける人。見届け人。

たぶんキシンさんは凄い努力の人な気がする。
そんな印象。

ホンマさんとウメさんはどことなく天才肌のにほいが。

それにしても。

この番組司会者いらなくないか。

ゲストの対談だけで構成した方が見ごたえがある。

いいとこでプツっと切れて司会者のつっこみが・・・・。

えーーーーーーーーーーーーーーー。
宝塚大劇場星組公演。

http://kageki.hankyu.co.jp/revue/correlation/j220.html(ストーリーなど)

ビバ!サンバ!
軽快なのに深い。
ふしぎな作品。
芝居色の強いショーのストーリーを
楽しむのもよし、
ラテン音楽のリズムや激しいダンスを
堪能するもよし。
そこはかとなく作者が込めたメッセージ性みたいなものも
感じられる。
すべてが観る側にゆだねられている。

終わった後圧倒されて硬直したままだった。
ものすごいパワーと完成度にただ圧倒される。

親戚のオッサンが40年前の初演を観ていた。
「ノバボサノバはな、
鴨川と言う演出家はな、従来のタカラヅカに
無いセンスを持ちこんでやな・・・」
↑この言葉がすべてを語っていると思う。
なぜ「伝説のショー」と言われるか。
それはタカラヅカぽく無い要素を
タカラヅカに上手く融合させたから、かもしれない。

タカラヅカぽく無い要素とはアングラ感かな。
どこか猥雑で退廃的な・・・。
ビアンバー(男子禁制)とか出てくるし。

猥雑・退廃と
明るい太陽の下で踊るカーニバルの
大勢のカリオカ達と言う対比が
奇跡的なバランス。

主人公が義賊と言う設定は
貧富の差が激しい、厳しい
カリオカ達の状況、
世の中の矛盾を表している。
この作品の底にゆるりと
流れる基盤は、厳しい現実を
受け止めながら懸命に生き抜こう
とする地に足を着けた民衆の
パワーだ。名も無いカリオカ達が
カーニバルに熱狂する。世知辛い
現実をつかの間忘れ、エネルギーを
爆発させる。カーニバルには異国の
人達も見物に来たり参加したりする。
カーニバルでは身分も人種も国籍も
立場も性別も関係無い。その場所では
みんな同じ、一人の人間でしかない。

″世界中の男も女も

カルナバルのカリオカ♪″

このフレーズがとても印象に残りました。

初演の時は″世界中の男も女も″
が″くろん●も白も黄色も″とかだったらしく、

10数年前の再演時は″黒いのも白も黄色も″・・・
に変更され、今回は世界中の・・・になったらしい。

初演時のフレーズが一番作者の思いを伝えて
居るんじゃないかと思うけど、

今じゃピー入るよなー。

このフレーズには

ありのまま万歳!な思いを感じる。

金子みすずのみんな違ってみんないいじゃないけど、

自分とこの民族やカルチャーを大事にしつつ、

世界の他の人らも理解し、理解し合う。

理想ではあるけど。

そう言えば初演の1971年の前年は万博の年。

鴨川氏はリオのカーニバルと言う祭典を

万博と言うイベントに重ねたりはしたのだろうか。

芸術は爆発だ!と言って内なるエネルギー爆発礼賛の

岡本太郎がつくった太陽の塔の万博だ。

直接インスパイアされたわけでなくても、

間接的に影響したかもしれないいろんな

時代背景とか気になるけど、またの機会。

http://www.youtube.com/watch?v=IWedy1v4l0s&feature=related(約十年前の再演月組版・金麦の檀れいさん娘役トップとしてご出演)。








【NHKのインタビューに応じたキーンさんは「日本は危ないからと、(外資系の)会社が日本にいる社員を呼び戻したり、野球の外国人選手が辞めたりしているが、そういうときに、私の日本に対する信念を見せるのは意味がある」と語った。

 「私は自分の感謝のしるしとして、日本の国籍をいただきたいと思う」とし、夏までに日本国籍を取得する考えだ。

 独身を通してきたキーンさんは「私は『日本』という女性と結婚した。日本人は大変優秀な国民だ。現在は一瞬打撃を受けたが、未来は以前よりも立派になると私は信じる」と、新たな祖国になる日本の復活を信じている。】




 ドナルド・キーン氏が司馬さんと日本文化について対談している本を読んで、日本人だから日本を知って居るわけでもないし、日本を理解しているかどうかに何人とか国籍とかどこで育ったかとかあんまり関係ないんだなあと、ものすごく感銘を受けた記憶がある。
 それほど日本は魅力的な国なのか・・・国なんだ・・・。ありがとう。一瞬「家族の人はこのような高齢となってからの永住・帰化をどう思っているんだろう」と思ったけど、よくニュースを読んだら独身だった。日本と言う国と結婚したんか。


【訃報】元キャンディーズの田中好子さん、スーちゃん
が死去。

スーちゃん・・・。綺麗で可愛い、安心感あるお母さん役
が似合ってました。まだまだ活躍されると信じていたのに。
rest in peace,su-chan( ̄人 ̄)
桜が散る時期になりましたねー。



団塊世代、ゆとり世代、とひとまとめにするのは人や時代を語る場合に適当なのかは分からないけど、分かりやすさと言う意味ではまぁ、いいのかな。これからはそういうまとめ方が出来る世代が出てくるかどうか分からないけど。
http://www.youtube.com/watch?v=DUUn1VVrobE
gotan projectと言う人ら?のラストタンゴインパリと
言う曲。

ジャンルは音響系タンゴ?
とにかくうつくしい。

″哀愁″好きにはたまらぬ。
@ネタばれ的な記述を含みます@





オペラ座の怪人における

ファントム&クリスティーヌ&ラウル子爵
の三角関係に学ぶ!

ジ・ファントムの法則(ジがよけいか・・・)。

まぁ三角関係の恋愛模様がうんたらとかそう言った
一般化出来るような単純明快な物語とは一線を
画すんですけれども、と断っておきながらも、

好きな人と結婚出来る人は別、みたいなことを思う。

好きな人=ファントム、結婚出来る人=ラウル
クリスティーヌ目線で↑

※一応クリスティーヌとラウルは劇中で
婚約しておりました(隠してたけど←隠すなよな。
クリスティーヌ的にファントムに対してうしろ
めたかった為ぽい)。

いやほんとにそんな単純化一般化は出来ないん
ですけど・・・・・・。

愛し合える相手と幸せになれる相手は
必ずしもイコールでは無い、とも言えると
言うか。

もう、みなまでいわずともさっしてくだされ(;一_一)





ファントムは最終的にクリスティーヌの前から
姿を消します。

彼女の(長期的な観点からのその後の)幸せを

思って身を引いたと取れるかもしれないし、

いろいろな解釈があるかもしれない。

でもふといろいろ・・・思ったのは、

大好きな相手と愛し合い添い遂げると言うことを

考えた時、いつか相手が自分の元から去る(=死)

と言うことも、賢いファントムは察したのだろうか

と思いました。逆に自分が先に相手の元から去る(=死)

ことも想定出来るだろうし、もちろん一般社会では

暮らしづらい自分と彼女が一緒に居ることは難しい

と言う判断もあるだろうし、永遠の愛を誓っても

別離を迎える可能性がゼロでは無いことに、彼は

耐えられるのだろうか・・・・・・いや耐えられない

だろう・・・・・・と言う考えに行きつきます。

身を引き姿を消すことで印象深くクリスティーヌの記憶の中に

一生残ること。それが永遠に愛し合うことの代替行為?

だったとすれば・・・?!

その後、クリスティーヌとラウルは、″結婚し幸せに

暮らしましたとサ″になったんだっけ?原作をだいぶ

前に読んだのでよくわからないです。劇中では、たぶん

後日結婚はしたんだろう・・・?!と言う感じでした。

でも2人が結婚しても、ファントムの幻影?からは

逃れられないよね。忘れられないだろうし。

ファントムの分まで2人で幸せになろう♪みたいに

おめでたいこと言えないだろうし。

ファントム的には2人のお幸せ願ってる(クリスティーヌ

が幸せになって欲しいからラウルがんばって幸せにして

やれよ、的な)とは思うけど。



難しい話だな・・・・・・。お手上げ。
劇団四季のファントムを観劇しました。
重厚で孤独な、深い愛の話。
私の言葉では表現できない。
衝撃過ぎて。
ファントムは大きな偉大な何か、大きな意味での″愛″
や表現したいものを多く持ち過ぎて生まれてきた、
不器用である意味不幸で、鋭すぎて繊細過ぎて
世知辛い現世では生きづらい怪人だけど、
不思議と包容力みたいなものがある。
きっとオペラ座の主みたいにして
芸術や表現を生業とする人を守ってたし
居なくなった後もそうなんだと思う。
彼が愛したのはクリスティーヌだけでは
無いと思った。
神様に近い、でも神様にはなれない、
ある意味人間らしい人間。
ファントム役の人の歌唱力が人間離れしていて
本当にファントムだった。


この曲が心に残りました。
http://www.youtube.com/watch?v=JIE5p2D7bgA
クリスティーヌとラウル子爵の愛の誓い?の歌。

へうげもの

2011年4月9日 TV
エヌエイチケーBSプレミアムで木曜の夜。

戦国時代の話。

てか茶道具の話。

茶道具を狂言回し役として

武将の人間模様や下剋上の乱世を

描き出す。こういう切り口もあったのか。

すごいスタイリッシュなアニメーション映像。

鮮やかな色彩。

音楽もイケてる。

でもエンディングテーマの歌唱が

斉藤由貴なのはなんで?

びっくりしたのは両耳にピアスの

カブキモノ織田信長様。

の、のぶながさま・・・・・。

すごいキャラ。

ピアスって時代考証的にはいいのか?

アニメだしいいの?

http://www9.nhk.or.jp/anime/hyouge/

古田織部ってくわしくしらんわー。

どんな武将やろ。


自分が住んでる選挙区じゃないけど、
若い候補者の選挙カーが走ってた。
やたらハキハキしてるベテランぽい
ウグイス嬢がさわやかに呼びかける。

◎歳の若い候補者でございます

実績はございませんが

しがらみもございません


  @ @ @ @ @ 

ほんとにそのとおりの候補者だと

思うけど、拡声器やマイクで

″しがらみ″って言う言葉を聞くと

なんかもそもそしてしまう。

来週ぐらいに

2011年4月6日 日常
桜満開になるといいな!

4月5日の日記

2011年4月5日 日常
ぼそっ。

one note samba

2011年4月5日 音楽
http://www.youtube.com/watch?v=dFr-r0ugXPc&feature=related

この曲はなにかと春っぽい・・・♪

セルジオメンデス&ブラジル’66は
ユニゾンで同じパートを2人の女性ボーカル
が歌ってるのかな?この2人の声の重なり方
がええ味出してる。あんましハモってないのがツボ。

あえて・・・

2011年4月5日 旅行
・・・京都の宿に泊まりたい最近。
雑誌とかの特集など見てて・・・。
住んでるなら自分家で寝ろよ・・・て感じ
ですが、違うんどす。ぜんぜん違うんどすえ(むりやり)。

http://www.kyoto-machiya.com/nishirokkaku.html
庵 西六角町

一棟まるごと貸切らしい。贅沢。
昔あったおばーちゃん家もこんなフインキがあった
(こんな豪華じゃなかったけど)。
懐かしい。いや、おばーちゃん家とか関係無く、
誰もが懐かしいと思える空間なんだろう(予想)。

ふるい建物の保存やリノベーション、防災対策
(火事・地震など含め)はお金がとてもかかる
ことで、大変みたいやけど、近くの人も遠くから
来た人も″懐かしい″と思いながら前へ進める、
元気が出る建物として再生しつづけて、未来へ
遺して欲しいです・・・。

☆ ☆ ☆ ★ ★★ ★ ★ ★ ★

http://www.prinz.jp/
町家じゃない洋風のホテルも
面白そうなのがある・・・。
建物がアートだ。
鴨川べりにあるカフェefish
と同じ方がプロデュースとの
ことで、お洒落なわけで・・・。

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