berubara’75

2013年12月21日 演劇
bsプレミアムで放映してた
75年版ヅカベルばらをチラ見。

・芝居が昭和
 
 昭和40年代の特撮モノの再放送(謎なやつ)を観ているときと同じ感覚になるw

・スターの貫禄凄い

 最近のスターは小粒だとか言われるけど、なにを基準にするかにもよるが一理ある。

・層が厚い

 最近のスターは小粒だとか言われるけど、ようするにスター個人の問題と言うよりは全体的に出演者の層が厚い(昔)のかも。脇のベテラン、若手新進スター、別格スター、それぞれのキャラと言うか立ち位置に明確なものが、盤石なものがあって、相互に響き合っている。

・頭身バランスが昭和

 当時は163センチぐらいあればじゅうぶん男役として通用したらしいとか。今は173センチぐらいは無いと、男役として映えないとか言われる(娘役さんでも164とか余裕であるから他とのバランスもあって)。全体的な身体のバランスもぜんぜん違う。


・ブルーのアイシャドウ

 昔の舞台を観てると、ブルーのアイシャドウが欲しくなってくる。





今の宝塚の舞台のほうが、海外ミュージカルの手法なども、より取り入れて、テレビや映画など他の華々しい娯楽に立ち位置を奪われないように、よりバーチャルな感覚で作られているから、昔とはぜんぜんものが違う。

それにしても昔のスターは、ほんとうに替えが効かない感じがする。たとえば鳳蘭さんなら、鳳蘭と言うキャラクターだし、とって替わるものなど何も無いw

今のスターだと、それこそ韓流アイドル(?!)だとか違うジャンルの(性別すら違う)とすげ替えても、うまく調整すれば成立しなくもないと思う。でもそれは競合相手が違うと言うことで、時代がまったく違うから仕方ない。




初期に上演されたベルばらのほうが、原作のストーリーにより忠実だったような印象を受けた。

今は上演を重ね、良くも悪くも洗練され、あるいみ別物だと思う。


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