peacefull
2013年4月1日 音楽(広くダンスミュージック系) コメント (4)
スプリングルーヴと言うhiphop・R&B・レゲエ関係のフェス的なイベント行きました。情報を知らなくて、もかちんさんに教えて頂き、メンバーの豪華さに驚いて直前だけどチケット取れるか調べてみたら大丈夫だったので行ってみた・・・。大トリの目玉アーティストニーヨさんは2時間ぐらいに及ぶロングセットで、ワンマンライヴにも匹敵するぐらいの時間の長さだった。ニーヨさんだけ観に行っても十分元取れる・・・とか下世話なこと考えなくも無いw
ニーヨさんの凄さは言うまでも無い。私が今更言う事でもないぐらい凄いプロフェッショナルなエンターテイナーでした。歌って、踊れて、曲が作れて、スターオーラがあるアーティストと言うカテゴリーだと・・・マイケルジャクソンとかと比べても遜色ないだろうと思った。
注目してたブラックアイドピーズのウィルさん。この人は本当に凄かった。なんと言って良いのか分からないけど・・・。DJとして登場して、汗を拭きながらひたすら淡々と観客を盛り上げ続けてた。正直、スキル面が上手い人ではない(もちろんプロとして破綻がない程度にはちゃんとしてます)。全体的にざーっくりとした表現なんです。曲と曲のつなぎ目のビートや音の合わせ方も、わざとって言うのもあるけど、かなりざっくりしており、技術に重きを置くDJの方から見れば「ウィルさん、そのつなぎ方はちょっと・・・( ̄▽ ̄;)」ってなるかもしれん。でも、いわゆるアドリブやセッションのように、その空間でしか生まれないもの、"VIBES"を大事にして、そのような表現になるのだと思った。素人から見れば難易度ウルトラCとも思える曲もかけてた。盛り上がったところでいきなりニルヴァーナの"smells like teen spirit"をかけたり。それは踊る曲じゃない・・・って感じもするけど、めっちゃ盛り上がってた。そのような離れワザが出来るのも、全体の構成とか場の雰囲気をぜんぶトータルで計算出来る"嗅覚"とも言える天才的な才能があるんだろうなあ。時代の空気、場の空気を読み取って・・・変な例えだけど、最先端の一番尖がった崖っぷちで片足で立って曲芸してもぜったい落ちないようなイメージ・・・。そして、ウィルさんのプレイは、機材や音響の良し悪しやホールの大小などの条件的な要素に依存しないと思う。変な話、仮に地方都市の小さなクラブとかで出演した場合があったとして、最先端の機材が無くて一流の音響スタッフが居ない状況であっても、ウィルさんならばそこにある要素を最大限に工夫して使いこなし、自分らしい最高のプレイでその空間を盛り上げてくれると思う。そうに違いない。そんなたのもしい感じがする人です。
・・・そんなウィルさんのプレイを舞台袖でガン見してたのがファーイーストムーヴメントさんでした。音楽に合わせてノリノリ、とかではなくて、真剣に見つめてた・・・。同業者の目線って感じだった。ファーイーストさんは・・・RUN DMCとかオールドスクールと言われるhiphopがこんな感じだったであろう・・・と思わせるような古き良きhiphopなフインキをがっちり持ってる人らでした。ちょっとうさんくさげな空気も醸し出してて、楽しかった。
出演者の中で、一番幸せな気持ちにさせてくれたのは、ジャマイカ代表、ダンスホールレゲエ界のキングT.O.Kさん。わたし全然存じ上げなかったのですが・・・。日本で10年ちょい前にダンスホールレゲエが流行った時期がありまして・・・その頃にヒットを出してブレイクしたとのことで、知らなかっただけで聴いてたりするのかもなあ。その当時、大阪にあった本格的ジャマイカ風クラブに何回か行きました。本場直結なサウンドがとても心地よかった。サウンドシステムと言いまして、ウーハーをガンガンに響かせたドデカいスピーカーを天井に向かっていくつも積み上げる、と言うドン引き方式のジャマイカ直輸入音響セットでした。あれを初めて見た時の衝撃は私の記憶に今も残っています。写真とかで見たことがないのでほんとかどうか分からないけど、ダンスホールレゲエの起源はもともと野外で星空の下、簡易的なスピーカーセットなどを組んで歌ったり踊ったりする、と言うようなものだと聞きました。日本のイメージにあえてあてはめると盆踊りみたいな感じだと思います。開放的な気分で日ごろの疲れを癒す、ピースフルな音楽だよなあと思うし、T.O.Kもそのような雰囲気を凄く持っていて、メンバーの仲が良さそうでコンビネーションが素晴らしく、コーラスのハーモニーも奇跡的なぐらいぴったり合って居た。
海外のアーティストがたくさん来てくれてパワーをくれて、本当にうれしかった。なんでもかんでも結びつけるのもどうかと思うけど、でもあえて言うけど・・・、日本がめっちゃ元気とは言いがたい現状で、このように外からもらえるパワーが本当にありがたい。2年前、震災から半年も経って無い時期に催された海外アーティストのライヴに行きました。正直来てくれるか心配だった。同時期に同じ興行元が呼んだ他の何人かの海外アーティストは、日本に来るのを取りやめたけど(それは心情的に当たり前だなと思うのでどうこうは言わないが)、わたしが観たかったアーティストはたぶん周囲の反対などを押し切って来てくれて、興行元のHPに応援メッセージも載せてくれた。ほんとうにありがたいと思ったし、計り知れないパワーもらった。今でも忘れられない。海外のアーティストたちが、来てくれて演奏などしてくれるのは当たり前ではけして無い、と言うのが分かったからこそ、今回のような機会をひとつひとつ大切にしようと思います。
http://www.springroove.com/13/
ニーヨさんの凄さは言うまでも無い。私が今更言う事でもないぐらい凄いプロフェッショナルなエンターテイナーでした。歌って、踊れて、曲が作れて、スターオーラがあるアーティストと言うカテゴリーだと・・・マイケルジャクソンとかと比べても遜色ないだろうと思った。
注目してたブラックアイドピーズのウィルさん。この人は本当に凄かった。なんと言って良いのか分からないけど・・・。DJとして登場して、汗を拭きながらひたすら淡々と観客を盛り上げ続けてた。正直、スキル面が上手い人ではない(もちろんプロとして破綻がない程度にはちゃんとしてます)。全体的にざーっくりとした表現なんです。曲と曲のつなぎ目のビートや音の合わせ方も、わざとって言うのもあるけど、かなりざっくりしており、技術に重きを置くDJの方から見れば「ウィルさん、そのつなぎ方はちょっと・・・( ̄▽ ̄;)」ってなるかもしれん。でも、いわゆるアドリブやセッションのように、その空間でしか生まれないもの、"VIBES"を大事にして、そのような表現になるのだと思った。素人から見れば難易度ウルトラCとも思える曲もかけてた。盛り上がったところでいきなりニルヴァーナの"smells like teen spirit"をかけたり。それは踊る曲じゃない・・・って感じもするけど、めっちゃ盛り上がってた。そのような離れワザが出来るのも、全体の構成とか場の雰囲気をぜんぶトータルで計算出来る"嗅覚"とも言える天才的な才能があるんだろうなあ。時代の空気、場の空気を読み取って・・・変な例えだけど、最先端の一番尖がった崖っぷちで片足で立って曲芸してもぜったい落ちないようなイメージ・・・。そして、ウィルさんのプレイは、機材や音響の良し悪しやホールの大小などの条件的な要素に依存しないと思う。変な話、仮に地方都市の小さなクラブとかで出演した場合があったとして、最先端の機材が無くて一流の音響スタッフが居ない状況であっても、ウィルさんならばそこにある要素を最大限に工夫して使いこなし、自分らしい最高のプレイでその空間を盛り上げてくれると思う。そうに違いない。そんなたのもしい感じがする人です。
・・・そんなウィルさんのプレイを舞台袖でガン見してたのがファーイーストムーヴメントさんでした。音楽に合わせてノリノリ、とかではなくて、真剣に見つめてた・・・。同業者の目線って感じだった。ファーイーストさんは・・・RUN DMCとかオールドスクールと言われるhiphopがこんな感じだったであろう・・・と思わせるような古き良きhiphopなフインキをがっちり持ってる人らでした。ちょっとうさんくさげな空気も醸し出してて、楽しかった。
出演者の中で、一番幸せな気持ちにさせてくれたのは、ジャマイカ代表、ダンスホールレゲエ界のキングT.O.Kさん。わたし全然存じ上げなかったのですが・・・。日本で10年ちょい前にダンスホールレゲエが流行った時期がありまして・・・その頃にヒットを出してブレイクしたとのことで、知らなかっただけで聴いてたりするのかもなあ。その当時、大阪にあった本格的ジャマイカ風クラブに何回か行きました。本場直結なサウンドがとても心地よかった。サウンドシステムと言いまして、ウーハーをガンガンに響かせたドデカいスピーカーを天井に向かっていくつも積み上げる、と言うドン引き方式のジャマイカ直輸入音響セットでした。あれを初めて見た時の衝撃は私の記憶に今も残っています。写真とかで見たことがないのでほんとかどうか分からないけど、ダンスホールレゲエの起源はもともと野外で星空の下、簡易的なスピーカーセットなどを組んで歌ったり踊ったりする、と言うようなものだと聞きました。日本のイメージにあえてあてはめると盆踊りみたいな感じだと思います。開放的な気分で日ごろの疲れを癒す、ピースフルな音楽だよなあと思うし、T.O.Kもそのような雰囲気を凄く持っていて、メンバーの仲が良さそうでコンビネーションが素晴らしく、コーラスのハーモニーも奇跡的なぐらいぴったり合って居た。
海外のアーティストがたくさん来てくれてパワーをくれて、本当にうれしかった。なんでもかんでも結びつけるのもどうかと思うけど、でもあえて言うけど・・・、日本がめっちゃ元気とは言いがたい現状で、このように外からもらえるパワーが本当にありがたい。2年前、震災から半年も経って無い時期に催された海外アーティストのライヴに行きました。正直来てくれるか心配だった。同時期に同じ興行元が呼んだ他の何人かの海外アーティストは、日本に来るのを取りやめたけど(それは心情的に当たり前だなと思うのでどうこうは言わないが)、わたしが観たかったアーティストはたぶん周囲の反対などを押し切って来てくれて、興行元のHPに応援メッセージも載せてくれた。ほんとうにありがたいと思ったし、計り知れないパワーもらった。今でも忘れられない。海外のアーティストたちが、来てくれて演奏などしてくれるのは当たり前ではけして無い、と言うのが分かったからこそ、今回のような機会をひとつひとつ大切にしようと思います。
http://www.springroove.com/13/
コメント
もうねー あいやんさんの見解最高☆☆☆
ニーヨさん2時間だったんだね。。。
私 うわーって思ったのが
ウィルさんは ニコリともしないでたんたんと汗をかきながらDJしてた。頭脳派なんだな~と。
ニーヨさんは 本当にエンターテイナーであの時折見せる笑顔が脳裏に焼き付いて離れない!
ニーヨさんはママさんも一緒に来てたらしく、ママさんの楽屋が用意されていたらしい!!!
ファーイーストさんは もうね~ なんかLMFAOに通ずるところがあるんだよね、でも私あの胡散臭さ 私大好き!絶対このひとたち今後きそう!
ファーイーストさんがウィルさんをずーっと観てたんだね。なんかジーンとしてしまった。。。
あと、まさに~ 「トキョォー♪」って叫んでたよ、特にT.O.Kさんかな(笑)本当T.O.Kさん幸せな気分になるね!ブンブン聞きたかったな~~~!!!
あーーーまだまだ熱く語りたい気分っす。
兎に角 まじで元気をもらったよ~~~~
あ、ミスオージャさん AKさんは早い時間だったのもあったのか、ちょっとカワイソなかんじでした><三浦さんは流石の盛り上がりとダンスパフォーマンスもすごかった☆
2時間弱ぐらいだったと思います☆
ウィルさん頭脳派っぽいですよね。仕事人て感じ。
ニーヨさんエンターテイナー過ぎてびびりました。
もうちょっとアイドル的な人かと思ってたんで。
ニーヨさんママさん来てたのかー。実はわたくし
ニーヨさんの娘さん見たんですけど・・・(PA
ブースに小さい外人の女の子が居て、関係者に
肩車されながらステージをガン見してまして、
その女の子と同じ顔の女の子の写真が、ニーヨ
さんが娘のために書いたらしき曲の時に巨大
プロジェクターに映されてたんで、あ、お嬢さん
なんだーと思ってw)。もしかしたら一族みんな
で来てたのかなー。あ、PAブースにはT.O.Kの
メンバーも居て、ニーヨさんガン見してました
(同業者の目線マックスでw)。ファーイースト
さんは、今後日記にも書こうと思うんですけど、
アジア系がヒップホップやるなんてーっていう
わけわからん差別と闘ったりもしてる凄い人ら
なんで(もともとヒップホップ自体がマイノリ
ティだったり差別されてる人らの音楽だから
いいじゃないかと思いますけど)、その反骨
精神が報われて欲しい(・ω・!)
ミスオージャさんAKさんは盛り上がらなかったのかなー。関西では三浦さんがあんまりだった気が・・・。三浦さん上手いけど、関西では受けないのかな(東京で受ける
タイプかな)。