塩野七生さんの本。
続編があるのを知らず、
1だけ買ってしまった。
君主論を書いたマキアヴェッリ
についての本らしいけど、むしろ
メディチ家のフィレンツェ華やか
なりし頃の描写がすばらしい。
美しい街だったんだろうなあ。

気になる一節。
【人間は、運に恵まれない人に
対して同情はするが、幸運に恵まれ
つづける者のほうを好むものである。
ナポレオンは、同程度の才能
をもつ将軍が二人居れば、運の強い
ほうを登用したそうだが、人間が
なにかをしようとする場合、いかに
優れていても才能だけでは充分では
なく、運というものが大きくものを
言うことを理解している者はマイノ
リティにすぎない。しかし、マジョ
リティも、人間心理のごく自然な
発露としても、運の強い者を好む
傾向は共有しているのである。】

すごくよくわかる( ̄  ̄)(_ _)

ただ、運の良さを見極めるのはどういう
方法なんだろう?ナポレオンさん。まあ
そういう眼力を持ってるからこそのナポ
レオンさんか。

そして、運が良いと思った人が思ったとおり
の運の良さを発揮できない場合とかもあるの
では?運の良さのムラとかwww

でも、誰もが運の良い人を好むと言うのは
本当によくわかる。憧れもあるし、なんか
魅了される。

運が良いと言うのは、色々な不確実性と言う
要素に自分が勝つと言うことで、たまたまの
まぐれって言うのもあるけど、そういうのは
″運の良い人″って言わないと思う。継続的に
不確実性に勝ち続ける人、が運の良い人と認知
されると思うから。

不確実性に勝ち続けるには・・・・・・・・。

不確実性に負ける(意に染まない結果になった
場合)ことになったとしてもドーンとしてられる
精神の強さや、それを受け止めてくれる環境とか
周りの状況もあると思うけどな。

良い巡り合わせを持つ人らだよな。

コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年6月  >>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293012345

お気に入り日記の更新

最新のコメント

この日記について

日記内を検索