大空祐飛氏の演技はとてもリアルで好きだ。
昨日千秋楽を迎えた『クラシコ・イタリアーノ』
の劇中、主人公がベロンベロンに酔っ払い、
酒を一気飲みしながらテーブルに上がり、
ヤケっぽく歌い出す、と言う酔っ払いの表現が
とてもリアリティがあって、かつ、うつくしかった。

リアルでうつくしい、
新しい男役像を
作り出した。

『クラシコ・イタリアーノ』で
伝統を守る事と時代の波に乗ること、
その間で主人公やその周囲は葛藤するが、
「生き残ってこそ、伝統だ」と言う
主人公のセリフが印象的だった。

生き残る、執念…。

この人の歩んだ道は異例。

紆余曲折を経て、
入団20年目前でトップスター就任、
入団20年を越えてトップスターとして在団、
色々な事情から退団が1作伸びた説有。

もちろん自分が意図したことばかりで無いだろうけど
(人事上の事情等有)、執念を感じるヅカ人生。

異例で異色な人。

夢々しく愛を語るだけではない独自の世界を、
勇気を持ち続けて作り上げた。

大空氏から感じるキーワードは
″勇気″。

タカラヅカのテーマである
愛と夢をベースにして、
勇気と言う概念を自分のカラーとして
身に纏って居るフインキ。

甘辛な人なんだよな。







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