アルジェの男

2011年8月19日 演劇
現在宝塚大劇場月組公演中。

http://kageki.hankyu.co.jp/revue/correlation/j237.html←あらすじなどなど・・・

某社貸切公演券譲って頂き観劇☆(感謝!)

んーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。

青春の…光と影モノですが、救われない系です。

まっすぐな野心のある男の、ほのかに差す成功
への光、そして過去と来たるべき未来を暗示する
重い暗い影…。

霧矢大夢氏はヅカ的見地からすると上手すぎる
タイプの人なんだろうなぁと思う。上手すぎて
あの独特な舞台だと密度が薄く観えなくも…無い
なぁ。そしてこういう野心あるワルい(悪くは
ない)男はちょっとキャラ違うんかも。

蒼乃夕妃嬢もかっこいい系女子が似合うタイプ
だから今回は尽くす女子と言うことで新境地?
なのか…?それにしてもセクシー衣装の場面で
のウェスト細さと腹筋に驚愕。

注目ポイントとしては、主人公に絡む3人の女性
に感情移入したりしてしまった。こんな女性居る
…と言うかどんな女性も今回の3つのタイプのキャラを
自分の中に全部持っていると思う。表に出る機会
や気付く機会があるかないかだと思う。尽くす糟糠の
妻的な女、お嬢様でツンデレな女、薄幸で高潔な美少女
な女?…。そしてそれぞれの愛の形…。なんか、妙に
考えさせられるような感じ。ドラマとかだと、どの女
が一番オイしいか、みたいになりそうなところが、
この作品だと、やっぱりそれぞれ魅力や持ち味が
際立っていて、三人の女性をフィルターとして描き
出す若者の野心とか愛とか、色々儚くて重いなあと
思う。

オープニングのスリリングな音楽で不良たちが踊る
場面はWEST SIDE STORYをなんとなく思い出した。
舞台版はしらないから、映画の方。

ほんでテンポや間が昭和だなぁと思ったら初演が鳳蘭
だった。

 ※ ※ ※ ※ ※

併演のショー″ダンスロマネスク″は

音楽の使い方の無茶ブリが半端無い。

アースウィンドアンドファイヤーから

ラテンにつなげて、さらにロックにつなげ

ながら踊る踊る・・・ひたすらテンションの高さ

で押しまくるだけ・・・なんやけどカモメのダンス

の場面がうつくしすぎてすばらしい。挫折と再生…

みたいなストーリー的なテーマ性があって、全員

白い衣装ですがすがしくて結構歴史に残る名場面

になりそうな予感。

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