~愛は国境を越えて~。
@BSプレミアム。
日本人で初めての国際結婚をした
有名な明治の女性の話。ゲランの香水
ミツコ、はこの方の名前から
付けられたーと言う説も有名。
これ。こないだ、2カ月ほど前に
劇場でやってたとこで、もう放映
の太っ腹?!
観たかったやつなんやー♪
(宝塚の演目チケットとMITSUKOの
チケット、ダブル観劇セット券のキャンペーン
やってて迷ってた…が一日に2つ観るのが体力
てきにガクブル過ぎてやめといたにゃぁ…w)
本編も素晴らしいが、本編後の主演の安蘭けいさん
と演出の小池修一郎氏の~公演を振り返って~
の対談がかなり見物だと思う。
小池センセは、うまいと思う。色々なけっこう
重めのテーマ(MITSUKOだと、国際結婚
、人種差別、親子断絶、家族崩壊、
帝国主義とかナチスとかハプスブルグ
家終焉とかの歴史的出来事、汎ヨーロッパ
と言う欧州連合EUの考え方のもとになった
思想など)
を複数絡めながら、複雑になりすぎて破綻…
すること無く、時代背景や物語の設定にかんして
前提知識が無い人でもたのしめる作品となっている
と思う。
そして、底を流れるテーマは
″明治の女の一代記″だと思う。
とくに後半の晩年のMITSUKOとか
それを強く感じる。″わたくしは明治の
女ですから・・・″と言うようなセリフも
ある。小池先生も対談でおっしゃるように、
同じ演者で何度も演じて欲しい一代記である
と思う。森光子さんのように。
まだ日本人が海外に渡ることが珍しかった時代
の国際結婚で苦労した女性の話…にとどまらない
ところがいい!かなりいい!
小池修一郎による、
時代や運命に翻弄されつつ
懸命に自らの生き方を貫こう
とした人物の光と影、時代の
光と影も絡んだ骨太な明治の女の
物語。
小池修一郎による光と影の
描き方がかなり好きだ。
ルドルフ・ヴァレンチノの生涯
を描いた″ヴァレンチノ″(小池氏演出)も
栄光と挫折の光と影の描き方が好きだった。
ユダヤ人排斥に関しての研究をしている
MITSUKOの夫ハインリッヒの思想
と、それを受け継いだ二男リヒャルトの
汎ヨーロッパの思想も、愛は国境を越えて…
と言うテーマにぴったりと寄り添っている。
最初は、当時としては珍しい形の国際結婚を
した2人が、価値観や生活習慣や宗教観、
周囲の反対など数々のすれ違いや誤解などで
傷つけあうこともあるが愛を貫いてゆく…とか
そういう話なのかと思っていたけど、最後迄
観てると、むしろそうではない、そうではない
ような気がする…。″汝の隣人を愛せよ″、自分
とは違う他人を見ると不安に感じるのが人間だ
が、それでもそれを乗り越えて理解し合う努力
をなんとかせねばならない、そう言う内容の事を
ハインリッヒのセリフでも言わせているけど、
国際結婚と言うひとつの人間関係の類型と言うか
愛の形をモチーフとして、ひとりひとりの心の
中にある「他人との境」を越えて行こうする努力へ
の啓蒙だったり、勇気を与える為の話だったと
思う。
NHKオンデマンドで配信しますと言うテロップ
が出てたので、NHKのHPのどこかで観れるの
かな…。
@BSプレミアム。
日本人で初めての国際結婚をした
有名な明治の女性の話。ゲランの香水
ミツコ、はこの方の名前から
付けられたーと言う説も有名。
これ。こないだ、2カ月ほど前に
劇場でやってたとこで、もう放映
の太っ腹?!
観たかったやつなんやー♪
(宝塚の演目チケットとMITSUKOの
チケット、ダブル観劇セット券のキャンペーン
やってて迷ってた…が一日に2つ観るのが体力
てきにガクブル過ぎてやめといたにゃぁ…w)
本編も素晴らしいが、本編後の主演の安蘭けいさん
と演出の小池修一郎氏の~公演を振り返って~
の対談がかなり見物だと思う。
小池センセは、うまいと思う。色々なけっこう
重めのテーマ(MITSUKOだと、国際結婚
、人種差別、親子断絶、家族崩壊、
帝国主義とかナチスとかハプスブルグ
家終焉とかの歴史的出来事、汎ヨーロッパ
と言う欧州連合EUの考え方のもとになった
思想など)
を複数絡めながら、複雑になりすぎて破綻…
すること無く、時代背景や物語の設定にかんして
前提知識が無い人でもたのしめる作品となっている
と思う。
そして、底を流れるテーマは
″明治の女の一代記″だと思う。
とくに後半の晩年のMITSUKOとか
それを強く感じる。″わたくしは明治の
女ですから・・・″と言うようなセリフも
ある。小池先生も対談でおっしゃるように、
同じ演者で何度も演じて欲しい一代記である
と思う。森光子さんのように。
まだ日本人が海外に渡ることが珍しかった時代
の国際結婚で苦労した女性の話…にとどまらない
ところがいい!かなりいい!
小池修一郎による、
時代や運命に翻弄されつつ
懸命に自らの生き方を貫こう
とした人物の光と影、時代の
光と影も絡んだ骨太な明治の女の
物語。
小池修一郎による光と影の
描き方がかなり好きだ。
ルドルフ・ヴァレンチノの生涯
を描いた″ヴァレンチノ″(小池氏演出)も
栄光と挫折の光と影の描き方が好きだった。
ユダヤ人排斥に関しての研究をしている
MITSUKOの夫ハインリッヒの思想
と、それを受け継いだ二男リヒャルトの
汎ヨーロッパの思想も、愛は国境を越えて…
と言うテーマにぴったりと寄り添っている。
最初は、当時としては珍しい形の国際結婚を
した2人が、価値観や生活習慣や宗教観、
周囲の反対など数々のすれ違いや誤解などで
傷つけあうこともあるが愛を貫いてゆく…とか
そういう話なのかと思っていたけど、最後迄
観てると、むしろそうではない、そうではない
ような気がする…。″汝の隣人を愛せよ″、自分
とは違う他人を見ると不安に感じるのが人間だ
が、それでもそれを乗り越えて理解し合う努力
をなんとかせねばならない、そう言う内容の事を
ハインリッヒのセリフでも言わせているけど、
国際結婚と言うひとつの人間関係の類型と言うか
愛の形をモチーフとして、ひとりひとりの心の
中にある「他人との境」を越えて行こうする努力へ
の啓蒙だったり、勇気を与える為の話だったと
思う。
NHKオンデマンドで配信しますと言うテロップ
が出てたので、NHKのHPのどこかで観れるの
かな…。
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